軽トラについて:そもそも軽トラとはどんなのも?

軽トラとは、トラック仕様になった軽自動車のことを指します。

前方のキャビン・運転席と後方の荷台、それを支えるシャシー・自動車の下部全体にあるフレーム自体のことで構成されます。

1950年代までは軽トラは三輪が主流でしたが、1960年代前期頃から四輪モデルの軽トラが発展し、市場の主流となりました。

軽トラは悪路で使用されることが多いため、ほとんどのメーカーで後輪駆動モデルと四輪駆動モデルが併売されていて、四輪駆動はパートタイム方式・四輪駆動と二輪駆動を切り替えられる方式を採用しているのが殆どです。

パートタイム方式の機械は、当初はレバー式が多かったですが、現行ではプッシュボタンが主流となっています。

エンジンは、低速から粘り強いトルクを発揮する・高速より低速の方が力が出るセッティングがされているものが多く、また、農業用、重負荷走行を前提としているためか、高速用の装置が殆どありません。

変速機は、これも低速、重負荷走行に強いマニュアル車が一般的でしたが、現在では、低速でのトルクも上がったオートマティック車が普及して来る様になりました。

軽自動車であるため、通常のトラックと比べると車両価格や維持費、保険などが格段に安く、個人や零細事業者による保有・維持が容易です。

また、全体の寸法とホイールスペースが小さい点から、狭い農道や建て込んだ住宅街の道路などの狭路や悪路でも運転が容易、という長所もあります。

軽トラの海外事情ですが、軽自動車の規格は日本独自のものなので、海外では、そのコンパクトさから世界各地で普及して来ています。

特に、スズキやダイハツは海外進出に力を入れています。

軽トラは様々な用途にも使われています

ここでは、軽トラがどのような用途で使われているか、ご紹介いたします。

・農具運搬……農家では、農業機械や収穫した作物などの運搬に多く使われています。

・下駄代わり……耐候性のある2座席の車室を持つことから、日常の短距離移動の道具として重宝されています。

・赤帽……軽トラを使った、赤帽などの小口輸送の運送業者もあります。

・トランスポーター……モータースポーツ界において、競技に使用する車両やモータースポーツ活動に必要な資材や機材を運搬する運送自動車としても使用されます。

・ベース車両……狭隘な集落向けの特殊車両・消防車、ダンプトラック、タンクローリー、冷凍車などのベース車両・或る目的の為に、必要最低限の設備しか持っていない車両……に用いられる場合も多いです。

・軽トラ市……軽トラに農作物などを積み、広場や封鎖された公道上でこれらの即席販売を行う「軽トラ市」も全国各地で行われています。

・他の食品関係……石焼き芋、焼きそばなど焼き物系屋台経営にも用いられます。

・貸し出し……ホームセンターや家具店など大型の商品を取り扱う店舗の場合、客が大型商品を持ち帰るために、軽トラや小型トラックを一定時間無料で貸し出しているケースも多いです。

・キャンピングカー……レジャー面では、キャンピングカーのベース車両として使われるケースも増えて来ています。

・乗用車……地方においては、軽トラを10年以上乗り続けるケースも多く、中古車でもなかなか値落ちしない車種のひとつともいえます。

・高齢者用……今まで大型トラックを利用してきた漁業、農業者が加齢と共に軽トラに車種変更するケースが増えています。やはり加齢と共に大きなトラックでの運転は負担がかかるのでしょう。

軽自動車は実用的な車として、幅広い目的で使用されています。

軽トラの価格

軽トラの価格は、新車でも50〜190万円くらいの開きがあり、さらに中古市場は、ほとんど無限の価格帯をしているので、ここでは、新車の軽トラの価格について、ご紹介いたします。

軽トラは、主に仕事で荷物を運ぶ必要がある人向けに販売されており、商売用としての利用が大半です。そのため、物が運べればそれでいいので、機能や装備なども割り切ってばっさりと削ぎ落として、価格帯の中心は、60〜110万円前後と低価格に抑えられています。

■ダイハツ ハイゼットトラック価格比較

一例として、去年、軽トラで売上げNo.1だったダイハツ……ハイゼットトラックの価格比較をしてみましょう。

スタンダード・タイプの車種では、4つの価格帯に分かれています。

まず、一番安価なのが、653,400円のタイプで、5速ミッションで前輪駆動(2WD)です。

次に安価なのは、750,600円のタイプで、4速オートマチックで前輪駆動(2WD)です。

次に安価なのは、804,600円のタイプで、5速ミッションで四輪駆動(4WD)です。

そして最も高価なのは、901,800円のタイプで、4速オートマチックで四輪駆動(4WD)です。

このように、大きく分けると、トランスミッションと駆動方式で、価格帯が分かれることが分かります。

■メーカー別価格比較

今度は、スズキ、ダイハツ、ホンダの代表的軽トラで、価格比較をしてみたい、と思います。

エアコン、パワステなど主要装備を揃えると、車両価格には殆ど差は認められませんが、ホンダ(アクティ)が少し高めです。

また、軽トラは燃費と維持費が安いと一般に思われていますが、燃費に関しては、実はそうでもないです。

特に、低燃費性能を劇的に改善して、35km/Lも珍しくない軽乗用車と比べて、燃費対策は進まず、エンジン自体も旧式のままでした。

しかしここ近年、燃費の改善が進み、ホンダ(アクティ)がクラストップの燃費になった後、2014年スズキ(キャリイ)が19.2km/Lを出しました。

さらにダイハツ(ハイゼットトラック)が19.6km/Lでクラストップに躍り出ました。

ここ数年で見ると、単体の価格競争に加えて、エンジン周りの改善による燃費の向上が、軽トラの価格に影響しているようです。

軽トラにはこんなに種類があります!軽トラ比較

軽トラといっても、様々な形状があり、用途があります。

ここでは、用途ごとに軽トラを分類してみたい、と思います。

・平ボディ……これは、恐らく一般の方が軽トラと聞いて最初に思い付くであろう、一般的で、街でもよく走っているタイプです。荷台が広いスペースになっていて、三方向にアオリが開くタイプになっています。ともかく荷物が沢山積めるのが特徴です。

・冷蔵冷凍車……クール便などでも活躍しているのが「冷蔵冷凍庫型」の軽トラです。冷凍用にコンプレッサーを搭載して荷室内の温度を下げています。設定温度は-5℃程度の中温冷凍車〜ー20℃程度の低温冷凍車まであります。経常的には、荷台の部分に、四角い冷凍庫をはめているケースが多いです。

・パネルバン……運転室と荷物室が一体となっている軽トラのことを指します。バンのボディはパネルで出来ています。積荷を雨やほこり、直射日光から守ることが出来て、ロープ等の固定がいらず、さらに盗難や走行中の落下防止にもなります。荷箱の外側のパネルは、おもにアルミ製になっています。アルミ製なので車体が軽量のため、他の仕様よりも積載量をおおくすることが可能です。

・ダンプ……荷台に油圧シリンダーによるダンプ機構と、荷台を後方へスライドさせるスライド機構を併せ持つダンプトラックになります。荷台の後の部分が地面に接触するまでスライドするため、土砂や砂だけでなく、ショベルカーなどの小型建機を簡単かつ安全に搭載し運搬することが出来ます。スライドやダンプアップ作業はリモコンで操作することができるようになっています。別名「スライドダンプ」とも呼ばれます。

こんなおしゃれな軽トラも!

軽トラは、スタンダードモデルでは、あまり多様性が無いと言えるかも知れませんが、大胆なカスタム(合法改造)が出来るのも特徴です。

ここでは、軽トラの様々なカスタムについてご紹介いたします。

・オーバーフェンダー……これは、タイヤの上部にある泥よけです。

・エクストラキャブ……これは、キャビン(運転室)の後に、数十センチのスペースを作り、居住性を良くする為の工夫です。

・ウインチバンパー……これは、車の最後部に、ウインチを取り付けて、荷揚げ、リフト、クレーン、土砂搬出、岩石や樹木の曳き倒し作業、スポーツ施設のネット展開や収納など、様々な目的の重機として利用出来るものです。

・上げトラ……これは、車高を著しく上げることにより、見た目が目立ち、一種のオシャレ感を演出することをいいます。

・アルミホイール……タイヤのホイールをアルミ製に履き替えることをいいます。

・ウッドステアリング……運転席のハンドルを、特注の木製に付け替えることをいいます。

・LSDの設定……LSDとは、車の走るスピードに合わせて、内輪差と外輪差を調整してくれる機能のことをいいます。これにより、悪路で起こるタイヤの空転を防ぎ、ぬかるみやわだち、雨天走行を助けます。

・スピーカー……例えば、ドア部左右にセパレートタイプのウーファーを組み込み、ドア上部にツイータを、ダッシュボードの上にボックススピーカーを置く、という楽しみもあります。

■その他

・荷台のアオリ(荷台の側面のカバー)……を外してロールゲージ(鉄パイプだけの骨組み)を取り付け、GTウイング(飛行機の尾翼のような板)を取り付けます。

屋根をカットして、ガブリオレ(屋根無し)にするカスタマイズもあります。

軽トラをおしゃれにカスタマイズして、楽しんでみるはいかがでしょうか。

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