軽自動車の車庫証明について

軽自動車を購入するにあたって、さまざまな書類が必要になってきます。

その中でも必ず耳にするであろう「車庫証明」という言葉。

「車庫証明って何?」と思う方もいるかもしれませんので、簡単にではありますが説明させていただきます。

まず、日本の道路は原則、誰かの所有物です。

国道であれば国の、都道府県道であれば都道府県の、私道であればその土地の所有者の、という風に、必ず誰かの所有物なのです。

私道はさておき、いわゆる国道等の公道は原則路上駐車禁止ですよね。

そこで例えば車を購入し納車された際に、その車をどこに保管するのか。

その際に、車を保管する場所を確保出来ていますよ、という証明書を国に提出しなければなりません。

この証明書がいわゆる「車庫証明」です。

そこらの道路を車の保管場所にしないよう、きちんと車を駐車する場所があるということを事前に証明しなければならないということですね。

ただしそれは普通車の場合の話でして、軽自動車の場合は少し話が変わってきます。

まず軽自動車の場合は、車庫証明が必要な地域と必要ではない地域があります。(これに関しては次の項で改めて説明させていただきます)

また、軽自動車の場合は必ずしも車の登録時に必要なわけではなく(自治体にもよりますが)、基本的には「ナンバー取得後15日以内」もしくは「名義変更後14日以内」に届出を済ませる事とされています。

もちろんその間、どこに停めても良いという事ではありませんよ。

自宅や所有する土地に車を停めるスペースがあれば問題ないですが、そうでない場合は納車前に賃貸の車庫を契約しておきましょう。

軽自動車の場合、車庫証明が必要ない地域もある

前項でも少し触れましたが、軽自動車の場合は車庫証明が必要な地域とそうでない地域があります。

これは遠い昔、まだ軽自動車が360cc以下の排気量の頃の名残ではないかと言われています。

現代の軽自動車より車体も小さく、邪魔にならなかったからではないかと考えます。

しかし時代は進み、特に都市部は土地も少なく、いくら軽自動車といえどきちんと車庫に保管しなければならなくなったのではないかと。

軽自動車の車庫証明の届出が必要な地域について、「東京や大阪の中心から30km圏内である市」「県庁所在地の市」「人口10万人以上の市」等とされています。

ざっとまとめますと、基本的に「市」と「町」は必要だと思っていいでしょう。

しかし全ての市・町で必要なわけではありません。

「2000年(平成12年)6月1日の時点で車庫証明が不要な村であった地域は、その後市・町となった現在でも車庫証明は不要である」

とされています。

これに該当する地域が「車庫証明の不要な地域」になります。

もちろん「全ての村」が対象ではなく、2000年6月1日の時点で車庫証明が必要だった村は当然現在も車庫証明が必要になります。

また、例外もあります。

2000年6月1日時点では村であり車庫証明は不要でしたが、その後に市・町となった現在では車庫証明が必要になった、つまり変更になった地域が下記の2つです。

・2002年4月1日実施
沖縄県島尻郡久米島町

・2005年4月1日実施
宮城県栗原市のうち旧花山村の区域

この2つの地域にお住まいの方はご注意を。

ざっと説明しましたが、ご自分がお住まいの各都道府県警のホームページ内に車庫証明の手続きのページがありますので、そちらを参照してお住まいの地域と照らし合わせていただくのが一番確実かと思います。

車庫証明申請にかかる費用

前項でも説明したとおり、日本という国で車を所有するなら大半の方に車庫証明が必要になります。

それは軽自動車でも例外ではないことがわかっていただけたと思います。

そしてこの車庫証明、取得するのは簡単ですが、やはり申請に少しばかりお金が必要になってきます。

まずは販売店やディーラー等の業者に頼む場合。

もちろん面倒な手続きを全て代行してくれますが、代行手数料としてざっと一万円は必要になると思います。

この一万円を高いと取るか安いと取るかですが、「面倒だからいいや」という方は業者に任せてしまえばそれで全て完了です。

「いや、一万円は高い。少しでも費用を抑えたい。」

という方はご自分で申請することをおススメします。

なぜなら軽自動車の車庫証明申請はそれほど難しくない上に、普通車よりもはるかに費用が安いのです。

各都道府県で金額は少し上下しますが、大体500円〜600円の間でしょう。

普通車でしたら2,500円〜2,800円はかかりますので、その差は歴然。

「なんだ、その程度の金額か」とお思いの皆さん、一番お金がかかるポイントはここではないのです。

次項でまた説明しますが、申請に必要な書類の中に「保管場所使用承諾書」というものがあります。

これは何かといいますと、「自分名義の土地でない場所」に車を停める際に必要な書類です。

で、その土地に車を停めてもいいよという「土地の所有者の承諾書」になるのですが、例えばその土地が親(もしくは親戚)の名義だったとします。

この場合は親(親戚)に頼んで書類に一筆署名してもらい、捺印してもらえばそれで良しです。

しかし賃貸マンションの駐車場や月極の駐車場を契約している場合、その駐車場の土地の持ち主、すなわち「大家さん」もしくは「管理している不動産屋」さんに「発行」してもらうケースがほとんどだと思います。

この手数料が結構高く、安くて1万円、ひどい所は3〜5万円もかかるそうです。

車庫証明の申請にかかる費用はおおよそこのようになっています。

賃貸の駐車場を契約している方にはなかなかの出費といえそうです。

車庫証明申請に必要な書類

前項では車庫証明申請にかかる「費用」についてのお話でした。

お次は車庫証明申請時に必要になる「書類」についてのお話です。

まず前項でも少し触れましたが、「業者に手数料を払って代行してもらう」方には無縁のお話になってしまいます。書類は全部で5つです。

それでは一つずつご紹介していきますね。

【1.自動車保管場所届出書】
普通車でいうところの「自動車保管場所証明書」です。この書類は警察署の窓口、もしくはインターネットでダウンロード(できない地域もあります)することで入手出来ます。

【2.保管場所標章交付申請書】
その名の通り、保管場所標章(車のリアガラスに貼ってあるシールみたいなもの)の申請書です。この書類も警察署の窓口、もしくはインターネットでダウンロード(できない地域もあります)することで入手出来ます。

【3.自認書もしくは保管場所使用承諾書】
これはどちらか一方を提出するという意味です。車を保管する土地の所有者が自分の場合は「自認書」、自分でない場合(家族や親戚でもダメです)は「保管場所使用承諾書」を提出します。どちらの書類も警察署で入手できますし、また一部都道府県ではインターネットでダウンロードも出来ます。ただ「保管場所使用承諾書」に関して、賃貸の駐車場の場合、ほぼ間違いなく「手数料を払って駐車場の管理会社に発行してもらう」事になると思います。

【4.保管場所の所在図・配置図】
自宅から車庫までの地図みたいなものです。市販の住宅地図のコピーを添付する事も出来ます。ちなみに「直線距離で2km以内」でないといけません。自宅で保管する場合にも必要です。この書類も警察署で、もしくはインターネットでダウンロード(一部都道府県のみ)で入手出来ます。

【5.使用の本拠の位置が確認できるもの】
早い話が自動車の所有者の住所が確認出来るもの、という事です。「電気・ガス等の公共料金の領収書」、「消印のある郵便物」、「運転免許証」等、住所が確認出来るものを準備しましょう。

以上5点です。

あとは押し直し等があるかもしれないので、印鑑も用意しておけばバッチリです。

車庫証明申請の手順

前項で車庫証明申請に必要な書類をざっと説明させていただきました。ご理解いただけたでしょうか。

それではいよいよ車庫証明の申請の手順について説明していきます。

まず「・軽自動車の場合、車庫証明が必要ない地域もある」の項でも説明したとおり、車庫証明が必要ではない地域があります。

ご自分がお住まいの地域が必要かどうかを確認してみて下さい。

車庫証明が必要な地域にお住まいの方は「車庫の所在地を管轄する警察署」にて申請の手続きを行います。

手続きの窓口は「平日の9時〜17時」までです。土日祝は受付していないのでご注意下さい。

また、前項で説明した書類が必要ですが、出来れば先に警察署へ行って書類を入手した方が良いと言えるでしょう。

書類のほとんどが4枚綴りになっており、警察署で入手できる書類は複写出来るようになっていますが、インターネットでダウンロードしてプリントしたものは4枚とも記入する破目になるからです。※記入には黒のボールペンを使いましょう。

書類の記入方法に関しては警視庁のホームページや、詳しく写真つきで解説しているサイトがたくさんありますのでそちらを参考になるとわかりやすいと思います。

※車を保管する車庫が賃貸や月極の場合は何度か説明したとおり、「保管場所使用承諾証明書」と「保管場所の所在図・配置図」を大家さんや管理会社に手数料を払って発行してもらう事になると思うので、その場合は記入の必要はありません。

こうして全ての書類に記入し、警察署へ行って申請手続きをします。

申請完了からおよそ1週間で車庫証明が交付されます。

事前に交付予定日を教えてもらえるので、あとはその日に車庫証明を受け取りに行くだけです。

その際に印鑑が必要になりますのでお忘れなく!

意外と簡単なので、是非チャレンジしてみて下さい。

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