軽自動車を廃車する:軽自動車は普通車の廃車とは手続きが異なる

軽自動車とは排気量が「660cc以下」の車の事を言います。いわゆる黄色ナンバーの車です。

排気量が小さいという事はエンジンも小さいといえるわけで、普通車に比べてやはりエンジンの寿命も短い、即ち車の寿命も短いというわけです(もちろん乗り方やこまめなメンテナンスで寿命は随分変わります)。

車の処分について、基本的には買い取り業者に車を売却される方が大多数だと思いますが、

「売却する車に値がつかなかったので費用を抑えるために自分で廃車手続きをしたい」
「いずれ乗るかもしれないので車体は保管して登録だけ抹消したい」

等の場合にはご自身で廃車手続きをする必要があります。

しかし、軽自動車と普通車で廃車手続きの流れが違うのを皆さんはご存知でしょうか?

普通車の廃車手続きと大きく異なるのが、普通車は「運輸局」、軽自動車は「軽自動車検査協会」にて廃車手続きをするという点です。

ちなみに、軽自動車の廃車手続きの方が普通自動車の手続きよりも簡単なのでご心配なさらずに。

まずは普通自動車の廃車手続きと同様に必要な書類を用意します。

軽自動車の廃車手続きには

・一時使用中止
・解体返納

の2種類があり、それぞれで必要な書類が違います。このあたりの事は後に詳しく説明します。

書類について、ご自分で用意していただくもの(ナンバープレートや車検証等)と、お住まいの近辺の軽自動車検査協会や、その関係団体の窓口で入手していただくものがあります。

必要書類について、詳しくは「軽自動車検査協会」のホームページの「各種手続き」から「廃車」のページに進みますと掲載されていますので、そちらも参考になってみて下さい。

次項では「一時使用中止」と「解体返納」について詳しく説明させていただきます。

一時使用中止とは

先ほど少し触れましたが、軽自動車の廃車手続きには

・一時使用中止(一時抹消)
・解体返納

の2種類の方法があります。

まずは一つ目の「一時使用中止(一時抹消)」について説明します。

一時使用中止(一時抹消)とは、平たく言えば呼んで字の如し、「一時的に軽自動車の登録を抹消する」というものです。(「自動車検査証返納届」又は「一時返納届出」ともいいます)

例えば、車は故障はしていないが、普段あまり車を使用しないにも関わらず、掛かってくる維持費が負担だ、または売却か廃車に決断できずに悩んでいる。

こういう場合には、一時使用中止の手続きを行いナンバープレートを返却(自分で外す必要があります)すると、車体は手元に残したまま、「登録だけを抹消する」ことが出来ます。

こうすることで毎年5月頃に送付される軽自動車税等の納付書の送付がストップし、税金関係の維持費はかからなくなるので実質車庫代のみで車を保管出来るというわけです。

ご自宅に車庫があればその料金も必要ありませんね。

且つ車体は残っているので、再度車検を受けて再登録すればいつでもまた愛車に乗ることが出来ます。

もちろん登録抹消中は軽自動車のナンバープレートは返却されたままなので、公道を走ることは出来ませんのでご注意を。

再登録する際に新たなナンバープレートが交付されるので、それを付け替える形になるというわけです。

また、一時使用中止された場合自賠責保険の保険料が月割りで戻ってきますので、保険会社へのご連絡も忘れずに行いましょう。

次は一時使用中止の流れについて説明していきます。

一時使用中止の流れ

普通車の場合は所轄の各運輸支局や自動車検査登録事務所等、国土交通省の行政機関にて廃車の手続きを行います。

しかし冒頭でも説明したとおり、軽自動車の場合は軽自動車検査協会というところで廃車手続きを行います。

ここが普通車と軽自動車の廃車手続きの最も大きく違う点です。

そこでまずは管轄の軽自動車検査協会事務所もしくは支所にて一時使用中止の申請を行います。

ご自分の管轄の場所がわからない場合は軽自動車検査協会のホームページ( http://www.keikenkyo.or.jp/ )にて確認できますので調べてみて下さい。

手続きを行う際に、ご自分で準備するものと窓口で入手するものを下記にまとめておきます。

【自分で準備するもの】
1.印鑑
2.自動車検査証(車検証)
3.ナンバープレート

【関係団体の窓口で入手するもの】
1.自動車検査証返納証明書交付申請書・自動車検査証返納届出書(軽第4号様式)
2.軽自動車税申告書

所有者本人ではなく、代理人が申請手続きをする際には「申請依頼書」も必要になります。

これは所有者が代理人に申請手続きを委託するという意味の書類、即ち委任状です。

この申請依頼書自体には所有者の記名と押印が必要です。

これらの書類に必要事項を記入します。記入の方法は各窓口に展示されている見本を参照してください。

また、「自動車検査証返納証明書の交付」を受ける場合には一件につき350円が必要になります。

この証明書はいわば一時使用中止の証明書になりますので、自賠責保険を解約して返金を受け取る場合等に必要になります。

解体返納とは

先程は「軽自動車の一時使用中止」について説明させていただきましたが、次はもう一つの廃車手続き、「解体返納」について説明させていただきます。

普通自動車で言う「永久抹消」と同じです。

一時使用中止は車体を残して登録だけを抹消させ、再登録して新たなナンバープレートを交付すれば再び車に乗れる手続きでしたが、この「解体返納」は永久抹消とも呼ばれるその名前のとおり、車を解体処理(いわゆるスクラップですね)し、登録から抹消させる手続きです。

即ち車をスクラップにして使用できないようにする、一般的に皆さんがイメージする廃車の手続きです。

もちろんご自分で車をスクラップにする事は不可能だと思いますので、まずは車を引き取り業者等で引き取ってもらい、その引き取り業者から解体業者でスクラップにしてもらう方法が一般的でしょう。

そのまま引き取り業者に解体返納の廃車手続きの処理もやってもらえますし、その方が簡単です。

また、一時使用中止とは違い、解体返納の場合は自動車重量税の還付を受けることが出来ます。

車をスクラップにした際に車検が残っていれば、その車検の有効期間に応じてお金が戻ってくるということです。

もちろん一時使用中止の時と同様、自賠責保険も戻ってきます。

以上の手続きを業者に任せると簡単。とお伝えしましたが、もちろんその場合は廃車代行手数料が発生します。

面倒ですが、少しでも費用を抑えるために、ご自身で解体返納の手続きをされる方もおられるかと思いますので、次項では「解体返納の手続きの流れ」について説明さします。

解体返納の流れ

一時使用中止と同様、この手続きも軽自動車検査協会にて行うのですが、必要な書類が違いますのでご注意を。

というのも解体返納の場合、「使用済自動車引取証明書」なるものが必要になります。

早い話、「車をちゃんと解体処理しました」という証みたいなものです。

ちなみにこの証明書は軽自動車を引取ってもらった業者から交付されるものですので、捨てにないようにしてください。

では解体返納の手続きに必要な書類を下記にまとめておきます。

【事前に準備するもの】
1.印鑑
2.所有者の印鑑
※使用者と所有者が異なる場合には、所有者の印が必要。所有者が個人の場合は認印、法人の場合は代表者印が必要。
3.自動車検査証
4.使用済自動車引取証明書
※上記で少し説明した証明書で、引取り業者から交付されます。また、使用済自動車引取証明書に記載されているリサイクル券番号(移動報告番号)の記入が必要になります。
5.ナンバープレート

【関係団体の窓口で入手可能な書類】
1.解体届出書(軽第4号様式の3)
2.軽自動車税申告書

ちなみに一時使用中止の手続きと同様に、所有者本人ではなく代理人が申請手続きをする際には「申請依頼書」も必要になります。

申請依頼書には所有者の記名と押印が必要です。

記入の方法は一時使用中止の手続きと同様、窓口に展示されている見本を参照してください。

また、一時使用中止の場合は申請手数料350円が必要ですが、解体返納の申請手数料は無料です。

あと、解体返納の場合は自動車重量税の還付を受けることが出来ますので(車検残存期間が1ヶ月以上ある場合のみ)、こちらも忘れずに申請しましょう。

軽自動車検査協会のホームページにて、手続きの流れやご自分の管轄の窓口検索等出来ますので、そちらもご覧になってみて下さい。

廃車にしようと思っていた動かない車でも買い取ってもらえるかも?

ここまでは軽自動車を廃車するというテーマに沿って、ご自身で廃車手続きをされる場合の手続きの仕方を説明させていただきました。

しかし解体返納の項で書いたとおり、また皆様ご存知のとおり、廃車手続きは買取業者に任せてしまった方が圧倒的に楽ですし、確実です。

先ほどまでの少しややこしい手続きを全てプロが代行してくれますので。

問題は廃車代行の金額だと思います。

例えば、軽自動車・普通車・バイクなど、全て故障が原因で、修理するのに車を買い換えられる程の修理代金を提示されたため、廃車にします、といったケースも少なくないのではないでしょうか。

その他、ラジエーターの故障やエンジン焼きつきなどが原因で廃車にすることもあります。

しかしその際、廃車の手続きを全て代行してもらいましたが、廃車代としてお金を支払ったことは一度もありません。

全て走行不能の故障車です。

そう、車は鉄の塊ですよね。鉄クズ自体にも価値があってお金になるのです。

その他使えるパーツは外してリサイクルもできますし、状態が良ければ中古市場にも並ぶでしょう。

なので車自体に買い取り金額がつかなくても、廃車代行を無料でやってくれるパターンが非常に多いのです。

例えば、走行不能状態だった車を無料で廃車代行をしてもらう場合、そのことだけで精一杯になってしまい、頭が回らないこともありますが、もしもその車が人気車だった場合は、それでも値がつく可能性があります。

人気車を一度ダメもとで査定してもらったところ、3万円で買い取ってもらったというケースもあるようです。もちろん廃車代行もお願いして、です。

状態が良い軽自動車ならもちろん数十万円で買い取ってもらえるのはご存知だと思いますが、走行不能レベルの故障車でもこのように無料で廃車にしてもらえるとこともあります。

諦めずに、まずはお近くの買い取り業者さんに査定してもらう事をおすすめします。

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