知り合いに車を譲るときの手続きと必要な書類
- 2014/11/5
- 廃車・譲渡について

中古車を売る際の方法にはいくつかありますが、その中の一つとして知り合いの方に車を譲るという方法があります。
身近な方に車を譲るのは手軽にできる方法でもあり、車の状態もよく分かっている方が購入する事が多いので比較的行う方も多いです。
ただ車を譲れば良いというだけではなく、車には様々な手続きがあるため、手続きは自分で行う必要があります。
手続きは基本的には新しく車を譲り受ける方が行う義務があります。
名義を確認しましょう
まずは車の名義を確認する必要があります。
自分の名義になっている事を確認しましょう。
新車などで購入した場合はもちろん自分の名義になっていると思いますが、中古車として現在の車を購入している場合は念のため再確認しておきましょう。
確認が済み、譲り渡したら名義の変更が必要になります。車の持ち主があなたから知り合いの方に変更になるため、そのための手続きが必要になるのです。
名義変更をしないまま譲り渡してしまうと車の本来の持ち主はあなたになるため、例えば知り合いの方が事故をしてしまった時に費用が発生する場合、その支払い義務があなたの元にくる事になります。
また、自動車税などのお知らせもあなたに来る事になってしまいます。
そのため、無用なトラブルを回避するためにも名義変更は必ず行っておきましょう。
手続きは陸運局に行って行う事になるため、事前に確認しておきたい事などは問い合わせをしておくとスムーズです。
何度も足を運ぶ事を避けるために、一通り準備してから行きましょう。
車を譲る際に必要な書類
知り合いの方に車を売る際には多くの書類が必要になります。
少し手間もかかりますが、一通り準備すればスムーズに行くため確認しておきましょう。
・譲渡証明書
・車検証
・自賠責保険証明書
・譲り受ける知り合いの方の車庫証明
・納税証明書(自動車税・自動車取得税)
・リサイクル券
・印鑑(旧所有者・新所有者両方のもの)
・印鑑登録証明書(旧所有者・新所有者両方のもの)
・手数料納付書
・申請書
・委任状
基本的にはあなたと新しく譲り受ける知り合いの方二人で手続きに行くのがスムーズですが、知り合いの方だけで向かう場合は委任状が必要となります。
これらを持って陸運局に向かうと手続きを行う事ができます。
よく確認して揃えてから向かいましょう。
事前に陸運局に他に必要なものや注意点などがないか確認しておくとより確実です。
身近な方だからこそ注意を
中古車を知り合いと売買するのは、身近な方なので安心して取引できるという方もいるかもしれませんが、むしろ知り合いだからこそ気を付けたいという事もあります。
車は一般的な物品とは異なり、登録や税金が生じたり、故障などで費用が大きく生じる事もある物です。
トラブルが起きた時にそれらの対処についてはっきりさせておかないと、直接連絡できるため揉め事になってしまう場合もあります。
車の状態については現物を確認して貰いやすいというメリットはありますが、詳細な状態というのはプロの整備士や査定士などが見ても分かりにくい事が多くあります。
そのため、安易に外見が問題なさそうだからといって知り合いの方が購入して後で故障などが生じた場合、修理代は購入した方となってしまうためトラブルになる可能性があります。
事前にどのくらいの程度なのかという事はできる限り伝えておき、安く売る代わりに故障がもし生じたら自己負担というのは了承して貰いましょう。
また、各種手続きについても個人間で行う場合は業者が入らないため、自分で行う事になります。
名義の変更などが必要になりますが、普段馴染みのない手続きのため不備が生じる事も多く、何度も陸運局に通わなければいけない場合もあります。
安く中古車を購入できるといってもこうした大変さから揉め事に繋がる事もあります。
やはり専門の買取り業者に依頼する方が確実ではありますが、知り合いの方に譲りたい場合はこうしたトラブルの可能性がある事に気を付けておきましょう。
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