動かなくなった車を廃車する(1/2)
- 2014/10/26
- 廃車・譲渡について

動かなくなった車を廃車するには、これまで乗っていた車の登録を抹消する必要があります。
廃車手続きを行なわない場合、自動車税が引き続き課税されるため、余分な税負担を強いられることになります。
もし乗っている車が動かなくなってしまった場合には、早めに廃車手続きを行なうようにしてください。
手続きに必要なのは、
1.車をスクラップするための費用の支払い
2.陸運支局での抹消登録手続き、ナンバープレートの返納
です。
動かなくなった車を廃車する場合には、これまで乗っていた車をスクラップする必要があります。
スクラップは解体業者などで受け入れてくれますが、その際に解体費用が発生します。
スクラップにかかる費用の相場は3万円前後ですが、資源として再生する場合や、修理して他国へ輸出することで再使用が可能な場合には、無料で引き取ってもらえる場合もあります。
解体業者によってはリサイクル部品の買い取りを行なったり、金属部分の買い取りを行なったりしてくれる場合があります。
車のサイズや金属部分の重さにもよりますが、鉄やアルミなどの金属価格が上昇しているため、思ったよりも高値で買い取ってもらうことができる場合もあります。
本来であれば3万円程度かかるリサイクル費用が無料になるだけでもお得感があります。
解体を行なったなら解体業者から車両受渡書を受け取ってください。
廃車の手続きに必要な書類
自分で廃車手続きを行なうためには、陸運支局で抹消登録手続きが必要になります。その際に持参する必要があるのが、
・戸籍謄本
・印鑑証明
・実印
・これまでの車に着けられていたナンバープレート
です。所定の書類は陸運支局に備えつけられていますので、支局で作成を行ないます。
わからないことがある場合には、窓口に問い合わせると良いでしょう。手続きは即日で完了します。
届出書類を自分で作成する場合には、印鑑証明や戸籍謄本などの発行手数料などのわずかな費用で済みますが、行政書士に依頼する場合には、書類作成費用として1万円前後の費用がかかる場合もあります。
自分で手続きをするのが面倒でなければ、費用はもっとも安く済みますから、お得です。
また無料で廃車を引き取る引き取り業者に依頼すれば、書類作成などの代行費用も無料になるため、手間がかからないだけでなく、費用を浮かせることもできます。
自分で廃車するよりも買取業者に買い取ってもらったほうが得
動かなくなった車を自分で廃車しようとすると、手間もお金もかかります。
できれば廃車の費用をかけずに車を処分したいとだれもが思いますから、そのような場合には廃車ではなく、買取業者に買取ってもらうことを検討してみましょう。
自分の車は査定が出ることはまずないと思っている場合でも高値で引き取ってくれるケースもあります。
廃車しかないような車でも、買取業者は買取をしてくれることがあります。
その理由は海外での需要があるからです。
日本では10万キロを超えると過走行車と判断され、市場価値が低くなるばかりか、全く値が付かなくなってしまう場合もあります。
しかし海外の場合、10万キロ程度の車は新車扱いで、高額な価格で取引されているケースも少なくありません。
買取業者に査定を依頼したところ、思わぬ高値が付く場合があるのはそのためです。
買取業者で買い取ってもらえる可能性が高いのが、セダンタイプの大衆車です。
セダンタイプの大衆車は日本では市場流通量が減少しましたが、海外では根強い人気があります。
またオフロード系の自動車も海外では人気が高く、高値で取引されています。
故障していても修理すれば乗れるような場合は、高値で買い取ってもらえる可能性があります。
もしディーラーで査定が付かないと判断された場合には、海外への輸出を手掛けている自動車買取業者に査定を依頼してみましょう。
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